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北の街物語

書評

この作品は、光彦の地元北区を題材にした作品です。
この作品は、珍しくプロローグとエピローグがありません。

今まで浅見光彦の住んでいる街で事件が起きていませんでしたので、今回は北区を舞台の中心にしたものです。

いつものように光彦が真相を突き止めていきます。
四桁の数字は私にとって意外なものでした。

話は大掛かりな物ではありませんが、浅見光彦ファンなら楽しめる内容になっています。



北区在住の彫刻家の自宅から「妖精像」が消えた。同じ頃、荒川河川敷で絞殺死体が見つかる。一見、何の繋がりもない二つの事件に、四桁の数字という共通点を見つける浅見光彦。
不可解な一致に加え、ミステリアスな人間模様が絡み合い、事態はさらに錯綜するのだが―地元・北区で起こった事件に、名探偵が挑む!

 



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