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耳なし芳一からの手紙

下関から新幹線に乗りこんだ男が「あの女にやられた」と叫び、突然の死を遂げた。 あとに残されたのは「火の山で逢おう」という謎めいた手紙。 そして差出人は“耳なし芳一”となっていた。 偶然車中に居あわせたルポライター浅見光彦は、嫌疑をかけられた漫画家志望の家出娘池宮果奈、と自称ヤクザの高山に救いの手を差し伸べたばかりに事件にかかわることになってしまった。 「あの女」とは誰なのか、“耳なし芳一”が企む過去からの復讐とは―。


書評

この作品は登場人物がユニークでとても魅力があります。長州下関が舞台になった作品で、やはり過去のある事実から殺人が起こされるというストーリーです。
これも好きな作品ですね。お薦めです。


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