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教室の亡霊

深夜。中学校の教室で、かつて教鞭を執っていた男が殺された。
新人教師・梅原彩は、被害者のポケットに被害者と彩とのツーショット写真があったことから刑事たちの訪問を受ける。
彩の教え子からの依頼により、この事件解決に関わることになった浅見光彦。
やがて浮かび上がる事件の背景には、教育界の闇というべき問題が……。 浅見光彦が教育問題に絡んだ謎に挑む。


書評

2010年3月発売・浅見シリーズ2010年最初の事件。
今回は、教育現場をテーマに光彦が活躍します。浅見作品は今までもいろいろと社会問題をテーマにしてきましたが、今回は教員採用試験にまつわる贈収賄事件やモンスターペアレントなどの教育問題が描かれています。
光彦が謎に迫り事件を解決します。
この作品を読むと教育界も様々な問題を抱えているのだなと思います。
いつもの光彦の推理が充分に楽しめる1冊です。


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